日本酒と、和菓子と、編集長。vol.2 | 旅するように和菓子と出逢う(旅わが)
日本酒と、和菓子と、編集長。vol.2

今食べたい和菓子のペアリングを
編集長が実践!
その中からおすすめをご紹介します。

こんにちは。編集長セコです。

10月1日は「日本酒の日」。
この日はコーヒーの日でもあり、
日本酒の日でもあるんですね。
1978年に日本酒造組合中央会によって制定、
10月の新米の収穫に合わせてはじまる日本酒づくりが、
由来のひとつだとか。


さて、日本酒におすすめの和菓子をご紹介するのも2回目。

日本酒とのペアリングの提案も
よく目にするようになりましたよね。
お酒と甘いものの魅力に取り憑かれ始めました、、、
無限の組み合わせが楽しめますが、
今回も試してみましょう!

岐阜の「恵那福堂」さんの「栗きんつば」は
職人さんが手焼きした薄い皮の中に、
蜜漬けの栗と小豆がぎっしり。

今回は辛口の純米酒と合わせてみました。
理由は恵那福堂さんの栗きんつばは
その見た目よりも実は甘さ控えめ。
無限の組み合わせが楽しめますが、
小豆やふっくらした食感とやさしい甘みに対して、
日本酒の辛口のギュッとした旨味、
鼻に抜ける香り、後味のキレ、
この三段階が粒あんにバッチリ合います。


実は栗がいることもポイント。
栗の風味と日本酒のふくよかな甘みが、
栗を噛む度にふわっと広がり、
その食感と相まって飽きさせない味に!

小豆、栗、日本酒と相性いいですね!
味だけでなく、改めて食感も影響するなと発見です。

徳島の「小男鹿本舗 冨士屋」さんの「霰三盆」は
上質な和三盆糖のみでつくった本物の和三盆。

砂糖ではない、上品でやわらかい甘み。
舌の上でザラッとした粒となってじんわり溶け出す。
あえてまったりと甘みのある純米酒を含むことで、
さらに華やかな日本酒と和三盆の
まろやかな甘みが広がります。
甘み×甘みも、控えめを補ってプラスに!


ちびちびと飲みながら、一粒をつまむ。
素材の魅力をじっくり感じながらの
ほろ酔い時間が至福。

曲げわっぱの入れ物もとっても粋。
日本酒とのマリアージュを楽しむなら、
とっても素敵な組み合わせかも。

いかがでしたか?
日本酒におすすめの和菓子。

和菓子の新たな楽しみ方。
可能性は広がるばかり!

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