コーヒーと、和菓子と、編集長。vol.2 | 旅するように和菓子と出逢う(旅わが)
コーヒーと、和菓子と、編集長。vol.2

今食べたい和菓子のペアリングを
編集長が実践!
その中からおすすめをご紹介します。

こんにちは。編集長セコです。

10月1日は「コーヒーの日」。
1983年に日本コーヒー協会によって制定されたのが
はじまりですが、世界共通の日なのだとか。
収穫の新しいサイクルが始まるこの日が、
コーヒーの年度始めということですね。

さて、コーヒーにおすすめの和菓子をご紹介するのも2回目。

今回はザ・和菓子ではなく、
発想がおもしろい新時代の和菓子を
コーヒーを合わせてみましたよ。

滋賀の「とも栄」さんの「ベイクドようかん湖々菓楽 滋賀抹茶」は
滋賀県産の抹茶をふんだんに使った新感覚のようかん。
ナイフを入れるとわかる、そのずっしりとした重み、
凝縮された抹茶とあんの味!

ひとくち食べると、ねっとりと濃厚。
合わせたいのは酸味の少ない濃いめのコーヒー。
ようかんの甘みがギュッと詰まっているので
あえてコーヒーの渋みで締めたい。
そうすると、喉を通る後味が調和されスッキリと。
次のひとくちを誘導する最高の組み合わせ!

抹茶の風味もかなり高いので、
コーヒーと合わせてもしっかり存在感あります。
底の米粉・きなこ・くるみのサブレ生地も
ザクッと香ばしく、これまた合う!

湖々菓楽 は小さく切り分けても満足感がありますが、
コーヒーとのループにハマって
ついつい食べ過ぎに・・・

この感覚、きっと共感するはず。
ぜひお試しを。

大阪の「本まつばや」さんの「豉 – kuki -」。
発酵食品を使った、新発想のチョコレート風干菓子。
まず驚くのはその食感。ふわっと軽いのにちょっと弾力。
味も今まで食べたことがない深みがあります。

大徳寺納豆、味噌、日本酒、酒粕といった
日本の伝統的な発酵食品に、ほんのりチョコレートの風味。
もうこれは、豆との相性がいいでしょう。
複雑で繊細な味をしっかりと堪能してほしいので、
すっきりと軽い酸味があるコーヒーが私はおすすめ。

溶けるようなひとくちと、コーヒー。
やさしい甘みとコーヒーの酸味が広がり
大人の味わいです!

本まつばやさんの和菓子には注目です。
豉 ( kuki )が贅沢なコーヒータイムを演出してくれますよ。
珍しい和菓子を選びたい方には
間違いなくこちら!

いかがでしたか?
コーヒーにおすすめの和菓子。

和菓子がこんなにオシャレに楽しめるなんて。
きっとみなさんの和菓子のイメージも変わるはず。
気軽に和菓子とコーヒタイムを!

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