編集室だより vol.6 | 旅するように和菓子と出逢う(旅わが)

取材こぼれ話。「京都・亀屋良長」

編集室だより vol.62022.08.30

編集室だより  vol.6
こんにちは!

旅わが編集長セコです。



突然ですが、

私はあんこ好きの

京都好きです。



私の田舎が京都だった

ということもあり、

子どもの頃からよく行き、

大好きな場所なんです。



今もよく

「あぁ、京都行きたいなぁ・・・」と

地元以上に恋しくなったりします。



京都、、、というと、

人は多いし、車も多い。

建物がギュウギュウに密集した都会。

だと言うのに、

なんでしょうか、

この心を掴んでやまない魅力。
四条堀川の交差点からすぐあたりに

老舗和菓子屋の「亀屋良長」さんがあります。
新しい店構えですが、

その歴史は200年以上と言います。



ふと立ち寄ったお店や場所に、

こんなに遡る歴史があること。

想像を膨らませ、

場所だけでなく

時間も旅できるような感覚。



これが京都の

引き寄せる魅力なんじゃないかと

私は思っています。
店内には、創業当時から続く和菓子と、

今に合わせた和菓子たちが並び、

見ているだけでもワクワクします。



そんな店内からふと外を見ると、

地元の方たちが、

ペットボトルを片手に並ぶ姿が。



お店の脇道に、なんと湧き水が

湧いているんです。

「醒ヶ井水(さめがいすい)」と言い、

初代店主が和菓子づくりに適した水を求めて、

この四条醒井にお店を構えたそうです。
今も和菓子づくりに使用されているというこのお水を、

私たちも自由に汲めることができるんです。



近くに住んでいたら、

間違いなく汲みに通っていますね、私。
そんな日常が垣間見えるのも、

魅力のひとつですね。



また、行きたくなってきたなぁ、、、



日常と歴史。

京都に来たら

ぜひ足を運んでもらいたいお店です。

この記事で紹介したお店