京都 / 醒ヶ井亀屋良長
享和3年(1803年)創業の京都の「亀屋良長」。京菓子の名門と言われた亀屋良安から暖簾分けし、四条醒ヶ井(さめがい)の地で200年以上続く老舗和菓子屋である。初代がこの地を選んだ理由は、和菓子づくりの味を左右する良質な水を選んでのこと。一度は枯れてしまった井戸を現代に掘り直し、今もこんこんと湧き出る清らかな水を和菓子づくりの土台としている。
代々受け継がれる伝統和菓子に、女将が考案する女性が好む和菓子や、洋菓子パティシエとのコラボなど、伝統的なお菓子づくりだけではなく、今の時代にあったものも積極的に取り入れているところが亀屋良長の特長と言える。
八代目となる吉村さんの「和菓子はお客様の想いを形にする仕事である」という想いを原点にしながら、「美しく愛らしい、幸せな気持ちになるもの」をつくっていきたいという気持ちを大切にしている。
お店に並ぶ商品には心がときめき、選ぶ楽しさがある。創業当時からつづく「烏羽玉(うばたま)」や、斬新なアイデアの「スライスようかん」など、ここから生まれる数々の和菓子たち。京都へ行く度に足を運びたくなる、おすすめのお店である。
店舗情報
店名 |
亀屋良長 |
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住所 |
〒600-8498 |
電話番号 |
075-221-2005 |
最寄り駅 |
阪急京都線大宮駅から徒歩5分 |
営業時間 |
9:30〜18:00 |
公式HP |