編集室だより vol.22 | 旅するように和菓子と出逢う(旅わが)

取材こぼれ話。「三重・鈴鹿」

編集室だより vol.222024.04.04

編集室だより vol.22
こんにちは!

旅わが編集長セコです。



三重県鈴鹿市にある

「小原木本舗 大徳屋長久」さんに

取材に行ったときのお話。



鈴鹿と言えば、一番に思いつくのは

モータースポーツの聖地、

鈴鹿サーキットじゃないでしょうか。

他になにかあるのか・・・

お店でおすすめを聞くと、

「椿大神社」ということで、

ゴーゴー!

(お店からは車で約40分ほど)



椿大神社は、

(”つばきおおかみやしろ”と読むそう)

猿田彦大神の本宮で、

二千年の歴史を持つ

日本最古の神社・・・って、すごっ!
さすが、

とてもステキな雰囲気が漂っています。
このしめ縄、

かわいくないですか!?

ベスト・オブ・しめ縄。
周辺にそんなに人を感じてなかったのですが、

たくさんの参拝客!(平日でしたが)

なかなかのスピリチュアル感に

御利益もありそう。
記念に、かわいい椿のおみくじを。

分をわきまえる的なことが書いてありました・・・

ごもっともです。




さてさて、

大徳屋長久さんのお店の名前でもある

「小原木」づくり。

簡単なご紹介だった記事ですが、

とても興味深い作り方なんですよ。

だからちょっと補足させてください。



小麦粉を薄くのばした皮に、

あんこが入った和菓子、

ザ・素朴!

でも、これがおいしい。

これこそが和菓子の良さ、

とも言えるんじゃないでしょうか。

派手さは無いけど食べ続けたくなる・・・
作り方はシンプルでも、

実は難しいのだとか。

この皮、写真で見るよりとっても薄焼き。

そこにあんこが乗っかって

半月型に折りたたむのだけど、

薄いからヨレっとしてしまう。

職人さんが絶妙に調整しているのです!
焼き上がったものが

真横にくっついて登場。

あんまり見たこと無いので、面白い。

これを取るのも難しいらしく、

見てるだけじゃわからないものですね!
取材では出来立てを試食させてもらいましたが、

サクッとして、お取り寄せとはまた違うおいしさ!

お店では出来立てを食べられる

イベントをすることもあるそうですよ。

鈴鹿銘菓小原木、ぜひ知ってください!

この記事で紹介したお店