三重/鈴鹿小原木本舗 大徳屋長久
三重県鈴鹿市の白子は伊勢街道の通る海に面した歴史ある町。廻船問屋がはじまりという、享保元年(1716年)創業の老舗和菓子屋「小原木本舗 大徳屋長久(だいとくやちょうきゅう)」は、鈴鹿市一帯に根付く和菓子「小原木」の元祖で、なんと300年以上伝統の味を守り続けている。
当初からその素材の配合も、製法も変わらないという「小原木」。生地は小麦粉と砂糖と水だけというシンプルさに、北海道産大納言を使ったあん。とっても薄焼きながら存在感のある香ばしい生地と甘みのしっかりとした粒あんは、はじめて食べてもどこか懐かしい。
その一方、今までの和菓子や伝統にとらわれないブランド「It Wokashi いとをかし」。”やわらかい” を想像以上に超える、口コミで広がる究極のクリーム大福が注目されている。ふわふわトロトロの生地と溶けるようなあんが口の中に広がり、まさに至福!
幼い頃から尊敬する父の背中を見て育ってきた、16代目となる店主の竹口さん。伝統を引き継ぎ、和菓子や文化を後世に伝えていき、若い人の日常にしてもらうにはどうすればよいかを、日々模索している。「It Wokashi」をはじめ、新しい商品の開発などをきっかけにしながら、鈴鹿の銘菓が「三重と言えば小原木!」となるよう、歴史はまだまだつづく。
店舗情報
店名 |
小原木本舗 大徳屋長久 |
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住所 |
三重県鈴鹿市白子1丁目6-26 |
電話番号 |
059-386-0048 |
最寄り駅 |
近鉄名古屋線白子駅から徒歩11分 |
営業時間 |
8:00〜17:00 |
公式HP |