三英堂 | 旅するように和菓子と出逢う(旅わが)

島根/松江三英堂

三英堂

全国有数のお茶処、島根県松江市。その深いお茶文化の繋がりから、京都、金沢と並ぶ3大和菓子処のひとつと言われている。松江駅に程近い寺町周辺は数多くの和菓子屋があり、和菓子文化を楽しむことができるエリア。そのひとつ、趣のある店構えの昭和4年(1929)年に創業した「三英堂」がある。

茶の湯を広めた茶人として有名な松江藩7代目藩主・松平治郷「不昧公(ふまいこう)」が好んだという「菜種の里」は、菜の花畑に舞う蝶を表現した可愛らしい干菓子でお店の代表銘菓。伝統的なものから、形式にとらわれないものまで幅広く和菓子をつくっている。

伝統的な製法「しののめ造り」でできた皮むきあんの和菓子「日の出前」も、日本一の庭園と名高い足立美術館(島根県安来市)のお茶菓子としても選ばれている。手間暇を惜しまない職人技でできる和菓子はどれも納得のおいしさ。

四代目の岡さんは、自分たちの強みを活かしながら、直接お客様に接することはもちろん、若い世代のお客様にも和菓子の魅力を伝える機会を増やしていきたいと話す。和菓子が日常的に楽しめるものであるように、守るべきものは変えず、伝え方や表現は今の時代に合わせ変化していこうとしている。

店舗情報

店名

三英堂

住所

〒690-0063
島根県松江市寺町47(寺町本店)

電話番号

0852-31-0122

最寄り駅

JR松江駅から徒歩10分

営業時間

8:30〜17:30
定休日 不定休
※営業時間は変更の可能性がございます。店舗にお問い合わせください。

公式HP

https://saneido.jp

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