「本当においしいあんこを味わってほしい」という和菓子の命であるあんこづくりにこだわり、素材選びや手間は惜しまず、お店の名の通り、毎日丹精込めてあんこを焚き上げている。

「若い世代に和菓子好きになってほしい」と考えられる、旬や新作のかわいらしい和菓子の数々は、子どもから大人までを虜にしている。それは基本となるあんこが「おいしい」ということに他ならない。

新しいことを考えるのが好きだという中塚さん。それでも「おいしいあんこ」を自分たちでつくることだけは変えないという覚悟をもって、今あるお店を大切にしていきたいと話す。そんな努力が何度も通いたくなるお店をつくっている。