富山/高岡とこなつ本舗 大野屋
伝統的建造物群保存地区に指定されている古い町並み「山町筋」に店を構える「とこなつ本舗 大野屋」。天保9年(1838年)に初代が醸造業から菓子屋に転じたのが始まりで、180年以上の歴史がある。高岡は伝統産業が盛んで裕福な商業地域であったことや、お寺の行事が盛んであった背景から、お茶席が多く和菓子が身近だったという。
屋号にもある銘菓「とこなつ」は、明治の末期ごろから100年以上つくられており、万葉集を編纂した大伴家持の歌にちなんだ趣深い逸品。高級素材である岡山県産の“備中白小豆“を使っているのが珍しい。ねっとりとした餡と、溶けるような和三盆の繊細さが上品で、完成度の高い銘菓。
また、倉庫に眠っていた落雁の木型からヒントを得て2012年に生まれた「高岡ラムネ」も話題を呼び、老舗の新たな魅力を引き出している。富山県産コシヒカリの米粉を使った和菓子屋ならではのラムネが楽しめる。
主に商品開発にかかわる大野さんは「長く続けてきた老舗だからこそ、昔の良いものを現代に繋げていくという大切な役割を担っている」と話す。富山の歴史と風土、そこにしい発想が重なり発展していく大野屋の和菓子を、高岡の美しい街並みとともにぜひ味わってみてほしい。
店舗情報
| 店名 |
とこなつ本舗 大野屋 |
|---|---|
| 住所 |
富山県高岡市木舟町12 |
| 電話番号 |
0766-25-0215 |
| 最寄り駅 |
あいの風とやま鉄道 高岡駅より徒歩7分 |
| 営業時間 |
8:30-19:00 |
| 公式HP |





