福島/白河白河菓匠大黒屋

福島県白河は中世から武家文化が栄えた土地で、自然と歴史が融合した魅力深い町。「白河菓匠 大黒屋」は、明治40年(1907年)に創業。白河の地で100年以上おいしさを求め続け、こだわりの菓子をつくっている。

約300年前、白河城主の松平定信公により城下の繁栄を願い製造がはじまった「白河だるま」。画匠 谷文晁が図案化したという“鶴亀松竹梅”が顔の中に描写されているのが特徴で、気品高く縁起が良いといわれている。「だるま最中」は大黒屋を代表する銘菓。

お店のこだわりは一から炊き上げる自家製あん。“こし”と“つぶ”をそれぞれ製餡しブレンドした大黒屋だけの味。それぞれの良さを引き立て合うおいしさが自慢!4代目の古川社長は「世界一白河を愛する和菓子屋で、天職だ」と話す。理念に“菓子づくりは人づくり・故郷づくり・幸せづくり”を掲げ、SDGsにも取り組み、100年200年と続いていく菓子づくりで貢献していきたいと、その熱い想いを感じることができる。

「だるま最中」をはじめ、糖質を通常の65%カットした「健康羊羹」やみたらし餅をクッキー生地で包んだという新食感な「定信」など新しく生まれた社長自信作の和菓子も注目。日本最古といわれる公園、南湖公園内に2024年オープンした和カフェ「南湖茶寮」にもぜひ足を運んでもらいたい!

店舗情報
店名 |
白河菓匠大黒屋 |
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住所 |
福島県白河市中町44 |
電話番号 |
0428-23-2098 |
最寄り駅 |
東北本線白河駅から徒歩10分 |
営業時間 |
9:30〜16:00 |
公式HP |